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国際宇宙ステーションは高度400kmの軌道を飛んでいる

国際宇宙ステーションとは

このたびスペースX社の宇宙船クルードラゴンがドッキングした国際宇宙ステーション(ISS = International Space Station)ですが、星出さんはじめ宇宙飛行士の方々がISS内に移動して来て、野口さんらISSメンバーと無重力でふわふわ浮かびながらハグする映像はインパクト大でしたね。
さてこのISSは米、露、日、加、及び欧州宇宙機関 (ESA) が協力して運用している宇宙ステーションであり、1998年11月に軌道上で建設開始され2011年7月に完成したそうです。地球及び宇宙の観測や、宇宙環境を利用した実験などを行う機関です。

高度400kmの軌道を飛行

ISSは地上400kmの軌道を飛んでいます。
400kmといえば東京と大阪との直線距離にほぼ等しいくらいですから、「宇宙ってそんなに近いの?」と意外に思われる方もいらっしゃるでしょう。
実際、地球の直径が1万2742kmですから、ISSは地球の直径に対してたった3%程度高いだけの、比較的低いところを飛んでいるんですね。
それでも、書籍『宇宙飛行士、「ホーキング博士の宇宙」を旅する』で若田光一さんが書かれていますが、ISSから地球全体を一望することはできないものの、90分で地球を一周するほどの猛スピードで飛行しているため、「かけがえのない、ふるさと地球はこんなに小さかったんだ」と感じられるそうです。

月までの距離は

ちなみに地球から月までの距離は約38万kmです。
地球の直径の約30倍の距離にあるんですね。
これは逆に「月ってそんなに遠かったの?」という印象を受けませんか?
そう考えると、半世紀前に月面に人類を送り無事に帰還させたアポロ計画は偉業だと改めて思わされます。
それでは。

ABOUT ME
ichiro.k
53歳。大手素材メーカーで複数の営業部門、複数のスタッフ部門を渡り歩き、50歳を過ぎて新規用途探索・製品開発に関わる。文系の学部卒で後にMBAを取得した超文系人間だが、周りが理系だらけの職場で長年勤務することで技術の「知ったかぶり」が得意技に。本ブログでも何となくわかったかのような技術ネタを、さわりだけご紹介し読者の方々の「知ったかぶり」度向上に貢献します。